コロナの拡大と影響によりテレワークの導入など、ライフスタイルが大きく変化した人も多いでしょう。
ライフスタイルの変化に伴い、駅近などの交通の利便性よりも、家の広さなどを重要視する人が増えてきています。
コロナ前では「駅からの距離」を重視する人が半数近くいましたが、コロナ禍の現在では駅からの距離よりも「家の広さ」を重視する人の割合が多くなっているのです。
今回は、コロナ禍で変わる家選びについて解説していきます。
コロナの影響により3密を避ける、外出自粛などの動きにより、家探しを再検討された方も多く見られます。
家の購入を諦めたと答える人の一方で、「検討している物件の種別が変わった」と答える人も少なくありませんでした。
また、コロナ禍が「住まい探しの後押しになった」と答える人も全体の16%という結果になっています。
コロナによって仕事や収入の減少などの影響もありますが、一方では、家探しや家を購入したいと考えている人も多いようです。
先ほどの「検討している物件の種別が変わった」という回答では、マンションを検討していた人が戸建てを検討したりなど家選びに変化が見られます。
また、マンションを検討していた人よりも戸建てを検討する人が増えるなど、戸建てを重視する傾向が強まってきているのです。
戸建てを重要視する傾向が強まった背景には、コロナ禍による「家での過ごし方」が大きく影響していることがわかります。
テレワークの導入により部屋の広さの必要性に気づいた人や通勤が不要になりその分家の広さを優先したい人など、ライフスタイルの変化に伴い重視するポイントも変わってきています。
コロナの影響によりテレワークや自宅で過ごす時間が増えた人も多いでしょう。
今まではオフィスで過ごしていた時間を自宅で過ごすとなると、「いかに自宅を居心地の良い空間にするか」が重要になってきます。
ホームオフィス仕様に整えたり、家族が自分たちの時間を快適に過ごすためには、部屋数も必要です。
コロナ禍で在宅時間が長くなり、家族の絆や団欒が増えたとの結果もありますが、ウィズコロナを見据えた生活スタイルを考えていくことが求められます。
コロナの影響により仕事やライフスタイルが大きく変わった方も多いですが、家探しにも大きな変化が見られます。
テレワークにより通勤が不要になり、交通の利便性よりも家の広さを重視する人が増えたり、マンションよりも部屋数の多い戸建てを検討する人が増えたり、時代に合わせて家選びの基準も変わってきます。
今後もウィズコロナの影響により、働き方や家での過ごし方が変わることも考えられます。
参考記事:(コロナ拡大の住まい探しへの影響(複数回答)(出典:リクルート住まいカンパニー「コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査(首都圏)」より転載)より)